ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 映画鑑賞後記(ネタバレあり)

ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション見てきました。

 

まぁ当たり前ですが、ファンによるファンのための映画です。

個人的に3部作じゃないやんと思いながら、パンフレット見たら

3部作でしたオチです。

パラレルワールドを描くということは事前にわかってはいましたが、

どのような形態のそれか気になっていました。

 

結論を言えば

アネモネ石井・風花・アネモネである世界にエウレカが「レントンが死んでしまった世界をやりなおした残骸」がスカブとして出現した状況を描いた作品』

『劇場版三部の第一作はエウレカのやりなおしの記録であり、失敗の過程』

 

うん、普通に解説見ないとわからないという。

 

エウレカの世界観ににおいてやっかいなのをダブルミーニングが多いことですよね。

こっちの世界ではこういう意味とか解釈が必要。特にアクペリエンスとか。

自分はゲートの意味で使ってたんだが、

 

今回の映画における自分の総合的な解釈は

エウレカの失敗は”スカブメモリー(≒星の記憶)”に記憶され、その記憶が第一作。

アネモネエウレカに対峙する過程で、シルバーボックスが発動。エウレカの世界が現実化し、2つの世界がつながった。そして「エウレカの世界の人たち」が落ちてきた。

以上続く』

 

疑問点は

1.原点(エウレカTV版)のどこの地点(のパラレルワールド)までエウレカは進むことができたのか?

2.落ちてきたエウレカの世界の人はどのパラレルのどの時間の人たちなのか?

3.スーパー6のアバターエウレカ世界の人間)はいったい?(当初アゲハ隊だと考えてた)

 

個人的にストーリー面とは別に少女アネモネ、少女エウレカかわいい、とか

普通に思って楽しんでました。今回の映画において原点では持ちえなかった

感情が発露しているの見ていて心に来るものありますね。アネモネの生活感とか

エウレカの敵対とか。

 

個人的に今回の2部作目で前回酷評の評価がゆり戻せそうです。

許せなかった父親像が氷解したわけではないですが、求めた父親像の

一つの形があったので。

ただエウレカ世界における『託す』価値観は諸刃だなとは思います。

 

追記

劇場版のレントンは指令クラスターにいるのかもしれないという仮説たてておく。