雑記 あさひなぐ24巻推想【ネタバレあり】

このジャイアントキリング感をたった半巻分の話数で
畳み掛けるのは面食らう。
 
あと後半の修行。周囲を把握するため"動"と
その余波である"空気”に意識をむけるためのものか。
 
どんな状態であるということを試合中自他ともに
正確に近い状態で知覚できるようにする。
 
後周囲を把握するなかで生まれる淀みの浄化をできるようにすること。
加えて推し測る術”か。
 
これを意識してやってる段階から無意識までにしたいんだろうな。
その状態になると周囲の状態をノイズなくダイレクトに
感覚情報として伝わる。
 
加えて自分を知っているなら『あ、どうしよう』じゃなく
考えることなく最大の解を導き出せる。
(ふいにアンサートーカーが思い出される。)
 
主人公の対比という側面に加えて部の対比、ありようの対比という
面でも見て取れる。
 
島田さんは積み重ねを経て、得心を得て
削ぎ落した。
 
"熊本東らしくない薙刀"にもかかわらず、
"熊本東らしい精神"を体現し始めたのは
身の震えを感じる話だ。
 
自分は基本的に4種類,武武道スポーツがあると考えている。
武をを形式化したのが武道。(おとしこんだともいえる)
遊にルールを設けたのがスポーツ。(形式≠ルール)
 
スポーツが勝ち負けの意識を持つことからそれを
意識してのことかもしれんな木庭さんの内情は。
 
ただむしろ自分は島田さんが本来の武の方に近くなっている
とは思ってる。
 
二ツ坂は時間がかかりそうだなぁと思いました。
ばらばらになってたものを仮補修したけれど、
本改修に至る前に方針が定まらず作業中断させられた気分か。
 
とはいえ次巻以降の話の展開次第か。
あさひなぐは刊行ペース早い方なので個人的にはうれしい所。
次巻ももしかしたら感想書くかも。では。
 
 
 
 
追記
この巻でトドさんの無言が自分には見当がつかなかったです。
『何も考えていない』と決めておけばいいんですけど
考えてないなら描く必要はないって合理的に考えてしまうんですよね。
 
あぁあと静寂を待てない、埋めようとするのを端的に
表してる場面いいなと思って
反芻するとその前の一コマ。
疑問形で命令形なのが
感覚を他者に振りすぎなのを見破られた感じなのが
やばい。
 
というか今の巻で10-20位ぐらいだった位置付けが4-8ぐらいまで
あがった。最近上位の変動がそこまでなかったから自分にしては
結構革新的。15-40位ぐらいまではけっこう変動している感はある。
まぁ具体的にやってるわけでなく、感覚上の順位ですけどね。
これを理性的には位置づけられるかは別の話。
 
というか追記が長すぎた。。以上で