エウレカセブン映画 感想
映画エウレカセブン見てきました。鑑賞していた人数はそれほどではなく30人ぐらいだったかと記憶してます。ただそれゆえにカップルが目立ったのがいかんせんなんとも。まぁそれはいいとしてエウレカセブンの感想話していきます。
ネタバレありなんで少し下の方に書きます。
エウレカセブンの映画を見るときにさてどんな作品かと思ってました。見る前思ってたのはサマー・オブ・ラブを含めた総集編だと思ってました。ただぜんぜん違いました。
レイ役の久川さんのコメントで総集編でもなく、番外編でもなく、劇場版だという表現すごくしっくりきました。
この映画設定の見直しが結構大きい。レントンは天涯孤独になってるし、レイとチャールズの完全な養子になっている。ただその設定に変えたはいいが、たぶん描写と設定がちぐはぐになっている気がする。
設定上9年前に養子になっているが、ベルフォレストで暮らしてたとか。そういったエピソード的なものがみえない。(細かいカットインがあったかもしれないが)あくまで家出して連れ戻したというのを口にするだけ。
これは基本的な設定の無理。
1.TV版ベースでのレイチャールズ夫妻と交流。→劇場版的にはつながりが薄い。
2.今作のように以前から養子。→経緯の部分が薄い。
アクセル・サーストンが本当にいらっしゃられないというのが致命的。
加えてダイアンもいないことから、タルホのレントンに対するわだかまり要素とか。
他にもエピソード的に枚挙にいとまない複雑な感情が取っ払われてる。
この作品はサマー・オブ・ラブとレイとチャールズ、レントンの話と要素としては
シンプルだけど。カットインの多さで時系列を追う必要があり、短いカットや細かい部分見逃しがちになるんじゃないかと思った。
レントンを形作るもの、逃げと猪突猛進さ、自分勝手、コンプレックスは表現していたのはまだ評価できる。この作品の評価できるとこは
1.レントンらしさがでてること
2.サマー・オブ・ラブの新作カット.
3.レイとチャールズの交流を前面に押し出したために印象がより強くなった。
ぐらいかな。
あとほかに気になったところでいろいろベースとなる所属設定とか結構大胆にいじってるのはたぶんアネモネの話につながるんだろうなとか。プロパガンダ的な側面を使っていくんだろうとか予告編見て思った。
この映画の見どころをエウレカのストーリーファンには語れないだろうなって思う。
はっきいってストーリー的には断片的で、目まぐるしく、レイとチャールズが印象に
残ったぐらいしかないと思う。設定厨にはおそらく指摘されるとこ山ほどあるだろうし、劇場版である時間制限や現実的に無理な要素含めても及第点にいかないと思う。
公式のキャラクター数がやばいのもうなずけるしな。
というかアネモネの回でドミニクももしかしたらいなくなってるかもしれん、下手すりゃ。
公式のスペシャルガイドが一にして全、全にして一だと観終わって思う。
(公式見に行ったのは見終わってからでしたが)
個人的にはキャラクターがあるということでAOの方が評価高いです。トゥルースは除きますが。
細かい思い出しあったらまたブログで追記するかもしれませんが、とりあえず。以上で。